下通の蔦屋書店三年坂(熊本市中央区安政町1、TEL 096-241-9250)地下イベントスペースで2月16日、「ねこフェス」が始まった。
主催は同店を経営するニューコワン(安政町1)で2020年に初開催し、今回で3回目。猫好きが集まるイベントとして同店の名物催事の一つになっている。フォトカードやエコバッグ、Tシャツ、フェス限定のグッズも販売する。
「猫と暮らす」がテーマの今回はグッズ販売のほか、保護猫譲渡会を2月19日・26日の2日間、13時~14時に開催(予約制)。新産住拓(南区近見8)の「猫と家族のため」の家「にゃんだふるほーむ」の紹介ブースも2月26日・27日の2日間、登場。猫に関する正しい知識の普及を通して、「猫と人とのよりよい社会」の実現を目指す「ねこ検定」の紹介ブースも設ける。
イベントは、通称「猫島」として知られる湯島(上天草市)の観光拠点「ねころびカフェ」と連携して開催。同カフェは「地域おこし協力隊」と協力し、猫のケアを中心に活動している。イベントではその一環として、湯島の猫の健康状態の改善、適正管理を進めるための「ねころび募金」も呼び掛ける。
ニューコワン・イベントメディア営業の大嶋杏里さんは「今回もさまざまな企画を取り入れた。特に、熊本では猫といえば湯島のイメージが強い。湯島で創作活動をする人にも出展してもらい、まだ湯島に行ったことがない人へのPRにもなれば。人は人、猫は猫の『ありのまま』で魅力的な湯島をPRすることで、人と猫がうまく共生できる環境を広げていきたい。人も猫も幸せになれる社会を作るため、継続的に行っていければ」と話す。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。今月27日まで。