明治初期に建てられた築140年の古民家をリニューアルし、自然栽培の食材や料理を提供するレストラン「ルーツピュアリィ」（熊本市中央区中唐人町）で3月12日・13日の2日間、「創業祭」が行われる。

店の雰囲気

　同店は、地元九州の自然栽培（農薬・肥料不使用）の野菜や米、天然菌の発酵食品などの「食」を中心に、オーガニックな衣類、せっけん洗剤などを販売。レストランも併設している。

　同時開催の「マルシェ」では、試食、野菜や果物販売のほか、日替わりの出店者がパンや豆腐、こんにゃく、焼きのり、のりのつくだ煮、ぜんざいや磯辺焼き、紅茶、緑茶などを販売する。

　「ピュアリィレストラン」は創業祭特別メニューとして、春のオーガニックランチ(1,980円)を提供する。

　初日は店主の反後人美さん「薬を出さないお医者さんの話」と題した講演会を行う。2日目は「『食』と『衣』と『せっけん』」がテーマのトークショーを開き、パネリストに、ファッションデザイナーのおくもりひでこさん、「シャボン玉石けん」専務の高橋道夫さんを迎える。

　同店企画広報の青木俊博さんは「当店は今年で17周年を迎える。今回のテーマは『もっと強くなれる』。人間が本来持つ自然治癒力に着目して、マルシェや講演会などさまざまな企画を考えた。創業祭を通して、ナチュラルな暮らしを提案できれば」と話す。

　開催時間は、マルシェ＝10時～16時、講演会＝両日共14時30分～16時30分。参加費は、前売り＝1,500円、当日＝2,000円。定員は40人。オンライン参加も可（30人・要予約）。限定ランチの提供時間は11時～、12時～、13時～（予約制）。