熊本・上の裏通りに4月8日、家庭料理の店「ごあいきょ」(熊本市中央区草葉町1)がオープンした。店舗面積は8.5坪で、席数はテーブル4席、カウンター8席の12席。「店内で客と笑い合って愛嬌(あいきょう)が飛び交う店にしたい」という思いを店名にした。
林原亮子さんと川本めぐみさんが経営する同店。2人は元々、職場の同僚。料理が好きで友人らに振る舞うこともあったという林原さんは飲食店を始めようと、以前から川本さんを誘っていた。川本さんが前職を退職したのを機に準備を進めてきた。
メニューは旬の野菜を中心とした家庭料理。手作りの「がんもどき」(280円)や「豚軟骨と卵の煮込み」(780円)など、手作りにこだわる。林原さんの出身地である大分県の郷土料理「りゅうきゅう」(630円)も用意。アルコール類は季節やメニューに合わせた日本酒やワインなどをそろえる。
「アパレル関係や美容室など若い人が働く店が多い場所だが、実は年配の方も多く住んでいる地域。お酒だけでなく、気軽に食事をする店として使ってもらえるようになれたら」と川本さん。林原さんは「まだまだ始めたばかりで、料理やサービスが上手くいかないことがあるかもしれないが、そこは愛嬌で許してほしい」とほほ笑む。
営業時間は16時~23時。日曜・月曜定休。