学ぶ・知る

熊本で豪雨災害被災地の写真展 「自分できることを考えるきっかけに」

豪雨災害があった街の様子

豪雨災害があった街の様子

  • 23

  •  

 熊本地震から6年となる4月14日から、ゲストハウス「月が綺麗ですね」(熊本市中央区世安町)で写真展が開催される。

写真展の作品の一部

[広告]

 主催は復興支援に取り組む一般社団法人「BRIDGE KUMAMOTO(ブリッジクマモト)」(新町2)。タイトルは「大切な人が被災したときに、自分にできることが見つかる写真展」。

 同展では、令和2年7月豪雨災害の時に現地カメラマンが撮影した被災地の写真を、被災した様子と実際の家をマッチングし併せて見られるようにする。来場者には災害の時に活躍した支援者のインタビューや221人のアンケート結果などを元に制作した「大切な人が被災したときに、自分にできることが見つかる本」を無料で進呈する。

 ブリッジクマモト理事の村上直子さんは「日常が戻ること、当たり前の生活ができることはとてもうれしいことだが、その一方で災害時にどんなことが起きていたのか、何を思っていたのか、記憶が薄れていくことを一つの記録として残すことが『希望』につながっていくと信じている。全国的に地震が続いていたり、今年も梅雨が近づくにつれて水害発生の可能性もあったりする。起きてほしくはない災害だが、これからもきっと、いつかどこかで起きてしまうからこそ、改めて自然や地域と共存していくことの大切さや向き合い方など、「自分にできること」を考えるきっかけにしてもらえたら」と話す。

 開催時間は、14日=13時~18時、15日=11時~18時、16日=11時~16時。入場料は500円(高校生以下無料)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース