「Hanabata Hiroba Square Festibal Summer Edition」が7月22日から、くまもと街なか広場（熊本市中央区花畑町7）で始まった。

花畑広場

　主催は、4社の企業から成り、7月1日から2024年3月31日まで「花畑広場」の指定管理業務を熊本市から受託している「花畑広場みらい創造共同企業体」。今回のイベントは第1弾企画で、熊本市中心部の回遊性向上とにぎわい創出を目指す。

　企画は3部構成で、第1弾は「ビアガーデン」。「街なかゼロ次会」をコンセプトに、ビールやハイボールなどを用意し、立ち飲みバーをオープンする。営業時間を早め、客の滞在時間を1時間と想定することで、バーに立ち寄った後、街なかへ足を運んでもらうのが狙い。

　第2弾は「盆踊り大会」。会場を中心にやぐらを組み、新しい熊本の街なかの夜の風物詩として、「温故知新を感じるにぎわいを地域と一緒に創出したい」という。第3弾は「一斉清掃」。花畑広場と周辺を地域住民と一緒にごみ拾いを行う。

　同企業体プランナーの吉田直史さんは「指定管理を受けたからこそ、これまでやってこなかった企画を考えていきたい。この場所だけが盛り上がるのではなく、熊本市中心部の回遊性の向上やにぎわい創出を視野に入れることが大事。中心商店街とも連携し、互いにメリットのある事業を今後も展開したい」と話す。

　ビアガーデンの営業時間は17時～20時（金曜は16時30分～、土曜・日曜は15時～）。今月31日まで。盆踊り大会は30日18時30分～20時30分、一斉清掃は31日6時30分～7時30分。