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熊本・健軍に 焼き菓子のテイクアウト専門店 「菓子屋 morimoca」

店主の前田さんと店内の様子

店主の前田さんと店内の様子

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 熊本・健軍に11月1日、焼き菓子のテイクアウト専門店「菓子屋morimoca(モリモカ)」(熊本市東区健軍3)がオープンした。

店内の様子と焼き菓子のメニュー

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 パウンドケーキやマフィン、フィナンシェ、カヌレなどのオリジナル焼き菓子をテイクアウトのみで販売する同店。「身近な素材で毎日食べたくなるお菓子」をコンセプトに、地産地消の素材を中心に使う。商品は、「レモンケーキ」「キャロットケーキ」「塩バターケーキ」などのパウンドケーキや、「ビクトリアケーキ」「ミルクスコーン」「全粒粉のスコーン」「カヌレ」「フィナンシェ」「マドレーヌ」「ガトーフォンダン」(以上300円~)などオーソドックスな焼き菓子、オリジナルの焼き菓子など10種類近くを用意する。

 「一番人気のレモンケーキは、表面にレモンをアイシングし、レモン苦味と風味をしっかりと感じられるキュンと酸っぱいケーキ」と話すのは店主の前田響子さん。「キャロットケーキは、スパイスが利いた生地に、クリームチーズのフロスティングをあしらったコンビネーションが人気」だという。イギリスの定番焼き菓子「ビクトリアケーキ」はサンドするジャムも店内で全て手作りし、季節ごとにジャムの種類も変えて用意する。

 前田さんは、美大進学を機に関西で12年間暮らし、京都のカフェで店長を務めた経験を持つ。子どもの頃からお菓子作りが好きで、休日になるとスイーツ店巡りや食べ歩きをし、趣味でお菓子作りを楽しんでいた。機会があれば、身近な人へのプレゼントに手作りのお菓子をプレゼントしていたという。「毎日でも食べたくなるような身近なお菓子を作り、周りの人たちを幸せにしたい」という思いが徐々に芽生え、「帰郷したことでいろいろな人と出会いがあり、夢が実現することになった」という。ポップアップの販売でスタートし、インスタグラムの告知や口コミで徐々に固定客が増え、周りの後押しもあり出店を決意した。

 「日常の暮らしの中で、morimocaのお菓子でホッとする時間を過ごしてもらえれば。製造から販売まで一人での対応になるので、提供できる数も限られてしまうが、お客さまとたくさんお話しをして、レシピも充実させていきたい」と笑顔で話す。

 営業時間は12時~18時(売り切れ次第終了)。店休日はインスタグラムで知らせる。

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