結婚応援プロジェクトチーム「陸上自衛隊曹友会・アップフィールド」が12月16日、婚活イベント「自衛隊ふれあいパーティー」を開いた。
北熊本駐屯地、健軍駐屯地、高遊原分屯地の独身の男性自衛官と一般女性による婚活イベント。自衛隊員は拘束時間も長い。勤務時間以外も敷地内で過ごすことが多く、外出の際は届け出が必要なため、外部の女性と出会う機会も見つけにくいのが実情だという。
北熊本駐駐屯地曹友会会長、佐々(さっさ)幸巨さんは「一般社会の出会いから交流を深め、ボランティアやごみ拾いなど人生の質を高めてほしい。日々命を懸けて国防を担っている隊員たちの笑顔になれば」と話す。
当日は、男性隊員24人、一般女性25人が参加。対面トーク、フリータイムから、食事をし、じゃんけん大会で交流を深める流れ。最後にアプローチシートに気になる人を記入する。今回は10組のマッチングが成立した。佐々さんは「最後まで和やかな雰囲気で安心した。コロナ禍で3年ぶりに開催できてうれしい」と振り返る。来年2月に35歳以上の独身隊員で計画しているという。