熊本・南区にカフェレストラン「ふぉれすと」(熊本市南区砂原町、TEL 096‐274-8909)がオープンして1月2日で1カ月がたった。
店主の川野繁義さんは、飲食業に携わって30年以上のキャリアを持つ。独立して自分の店をと考えていた矢先にコロナ禍となり、開店まで3年ほどを要した。出店場所を探すなか、「こんな時代だからこそゆっくりと食事ができて、癒やされる時間を過ごしてほしい」と考え同所に決めた。
広い敷地には店舗を囲むように木を植えた。自然を感じられるようにとの思いを込めて、店名を「森」という意味の「ふぉれすと」にしたという。店内の全てのテーブル席には庭を望む窓があり、自然を感じながら食事ができるよう設計したという。子連れでも気兼ねなく利用してほしいと、小上がり席にはクッションや子ども用椅子を設ける。
同店は、川野さんと妻、長男、長女の家族4人で切り盛りする。ナチュラルフードコーディネーターの資格を持つ妻と、腸活アドバイザーの資格を持つ長女が考案するメニューは「美容と健康を考えたもの」だという。
川野さんは「店舗の周りに植えた木が育ち、森のようなるまで愛される店でありたい。駐車場も広く設けているので、ゆっくりと食事をしに来てほしい」と話す。
営業時間は、ランチタイム=11時~15時、ディナータイム=18時~20時30分。水曜定休。