熊本・西区の本妙寺(熊本市西区花園)で3月25日、「仁王門健脚行」が開催される。
仁王門西側をスタートし、加藤清正公立像前までの本妙寺参道を走る約800メートルのバーティカルレース。熊本市西区のまちづくり・にぎわいづくりの一環として、熊本港を活用した「熊本みなとマラソン」に続く「西区一丸プロジェクト」の第2弾として企画した。計測は行わず、各部門上位3位までを表彰する。
実行委員会の境理(さかいおさむ)さんは「兵庫県で開催されている『福男選び』の熊本版として定着させていきたい」と話す。
実行委員会には崇城大学のボランティアサークル「SIN(シン)」の4人も企画から参加している。副実行委員長も務める学生の中武里奈さんは「大学連携事業の発足がきっかけで、西区の課題を解決する手伝いをしてきた。今回も企画から入りたいと相談して実行委員会に入らせてもらった。学生にも楽しんでもらいたい」と話す。
参加費の一部は本妙寺仁王門の復興支援に寄付する。完走者には完走証を用意し、参加賞として提携先で使える地域クーポン券を配布する。当日は、おもてなし武将隊の加藤清正公も参加予定。
境さんは「地震で倒壊した仁王門が再建されたが、まだまだ復旧は必要。早期復旧を祈念するとともに、西区がより盛り上がっていくための一つのプロセスになってほしい」と話す。
開催時間は9時~。参加資格は高校生以上。エントリーは2月20日まで受け付ける。