熊本・菊陽町に「大衆酒場 葵食堂」（菊陽町津久礼）がオープンして2月20日で2カ月がたった。

料理

　店主の浦上竜さんは、ホテルや飲食店などで14年ほどのキャリアを積み、独立して同店を出店した。「食を楽しみ、ゆっくり過ごしてほしい」との思いから、テーブル(2人がけ)6卓、カウンター6席の小さな造りにしたという。

　「当初はディナータイムをメインにして、仕込みのついで程度の客数でランチタイムができればいいと考えていたが、ありがたいことにランチセットがSNSで評判を呼び、現在は県外から来てくださる方もいる」と浦上さんは話す。

　ランチセット(980円)は「チキン南蛮」「鶏チリソース」「エビ天マヨソース」など7種類から選び、サラダ、ご飯、せいろ、小鉢、汁物、漬物が付く。当初10食程度で想定していたランチだが、現在は限定50食まで増やしたという。予約は11時スタートのみ受け付けており、以降は店頭で受け付ける。

　提供する料理は全て店内で手作りするもので、「旬の食材にこだわっているため、2週間ほどで変更になるメニューもある」という。

　浦上さんは「おいしいものを一番おいしい時期に食べてほしいと思い、食材の旬が変わるタイミングでメニューを変更している。食材とお客さまに向き合いながら、常に新しいことに挑戦していきたい」と話す。

　営業時間は、ランチタイム＝11時～14時30分（なくなり次第終了）、ディナータイム＝17時30分～22時。