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熊本・中央区にワーキングスペース「素心吟社」 倉庫2階に開設へ

KIMOIRIDON理事の河野修治さん(左)と代表理事の早川祐三さん(右)

KIMOIRIDON理事の河野修治さん(左)と代表理事の早川祐三さん(右)

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 ワーキングスペース「素心吟社(そしんぎんしゃ)」(熊本市中央区万町2)が4月1日、熊本・中央区内にある早川倉庫の2階にオープンにする。

早川倉庫のニ階部分に素心吟社がある

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 社会実験を行い、まちづくりを手がける一般社団法人「KIMOIRIDON(きもいりどん)」が経営する同店。早川倉庫は1877(明治10)年に酒造として建築され、大正時代に履物問屋業を経て、1954(昭和10)年から倉庫業を展開。現在は貸倉庫だけではなく、マルシェや展示会、コンサート、映画のロケ地などにも使われている。

 オープンのきっかけは、「元々早川倉庫の一部として使われていたスペースだったが、土壁ということもあり熊本地震後の修復が遅れ、使われていなかった。修復作業から手伝いに入り、今回のオープンに至った」という。

 理事の河野修治さんは「あえてワーキングスペースと表記しているのは、ただパソコン作業をするだけではなく、ここを利用する方同士でアイデアを話し合い、企画してもらえる場所にしてほしいから」と話す。「この場所が古町の中でも中心的な位置にあるので、将来的に周辺の店や施設と連携しながら地域の課題に取り組んでいけたら」とも。

 営業時間は8時~20時を予定。

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