熊本・古町にあるカフェ「珈琲回廊(コーヒーギャラリー)」(熊本市中央区西唐人町)の2号店が阿蘇くまもと空港にオープンして、6月23日で3カ月を迎えた。
同店は、石工の橋本勘五郎が1875(明治8)年に手がけた明八橋のたもとで、荒物店や削り節の店として使われてきた築120年の町家をリノベーションしたコーヒー豆専門店。経営する「Will(ウィル)」は、和菓子ブランド「虎之助」(中央区呉服町)、カフェ「ON OFF」(大阪市都島区)を直営店として手がけるほか、ロースタリー兼カフェ「草千里珈琲焙煎(ばいせん)所(阿蘇市)、「麻葉珈琲」(人吉市)をプロデュースしている。
同社広報の堀可奈子さんは「熊本の空の玄関口でおいしいコーヒーを飲んでほしい」と考えオープンしたという。
外観は1号店の特徴でもある縄のれんを施す。テイクアウトのコーヒー数種類を扱うほか、ビバレッジやドリップバッグなどの物販も行う。
堀さんは「保安検査後のエリアにあるので、出発までの時間をゆっくり楽しんでほしい。おいしいコーヒーを提供するのに併せて、お客さまにとって利用しやすい、居心地のいい場所にできれば」と話す。
営業時間は7時~19時。