熊本県の生産者を応援しようと、熊本市主催の「くまもと収穫祭」が現在、オンラインで開催されている。JA熊本市など10団体が47品を販売しており、熊本県内の送料は無料としている。
「三色蓮根」はからし・さくら(チリペッパー)・わさびと、3つの味が楽しめる
熊本は、恵まれた自然環境と地域特性を生かして、さまざまな農畜産物を生産・出荷しており、中でもJA熊本市が品質や鮮度において厳しい選別を行った商品を「夢未来」ブランドとして展開している。今回は「夢未来」から、肉厚で果皮も柔らかい「長ナス」(4キロ、1,880円)、熊本中央高校の生徒がJA熊本市産ミカンのおいしさを広めたいと開発したスイーツ「みかんクリーム大福」(4個入り、1,000円)や、同じく農産物のPRを目的として熊本県産の野菜を使って作った「夢未来餃子」(3種各20個入り、2,500円)などを販売している。
橋本醤油(しょうゆ)は、100年以上の歴史ある技術により熊本市産の大豆を仕込んだ熊本市の学校給食でも使われている合わせみそ(2キロ、1,123円)を販売。海路口のり部会からは2000年海苔(のり)入札会で、日本最高値で落札された「一番札 塩屋一番焼きのり」(30枚、1万800円)を、サン・ファームは国際味覚審査機構で2つ星を受賞した産直卵(20個、2,330円)や同賞を受賞した「キャラメルおっぱいチーズ」などが入る「夢の二つ星スイーツ玉手箱」(5,980円)を販売。その他、馬刺しやからしレンコン、季節の野菜の詰め合わせなどをそろえている。
熊本市農水ブランド戦略室の竹田さんと田原さんは「地元熊本の農水産物を、熊本の人に知ってほしい、食べてほしいという思いから、今年は県内送料無料の通販サイトをオープンした。コロナ禍で新しい生活様式に対応した販路拡大、地産地消推進につながり、生産者の皆さんの応援ができれば」と話す。
中には中元対応商品もあり、県外からも購入できる。送料別途。6月末まで。