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熊本・子飼商店街で地産地消買い物ワークショップ 県と大学生がコラボ

商品を見ながら話を聞く参加者

商品を見ながら話を聞く参加者

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 熊本県主催のワークショップ「くまもと地産地消 子飼商店街・陽月堂で熊本県産のおいしいものを探せ!」が12月9日、子飼商店街(熊本市中央区東子飼町)で開催された。

ワークショップの様子

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 若年層は店舗での会話を避けがちで路面店よりもスーパーなどで買い物をする傾向があるという。一方、熊本県産の野菜や食肉、魚介類はスーパーだけでなく、青果店、食肉店、海産物店で扱われている。今回は若者の行動と店舗選択性のギャップに着目。若年層が店の特性や、実際に利用したときの気付きを得ることを目的にワークショップを企画した。

 ワークショップのには、熊本大学法学部5人、熊本県立大学総合管理学部1人、同大環境共生学部6人の計12人の大学生が参加。同商店街にある陽月堂でオリエンテーションを受けた後、アドバイザーを務めるフードコーディネーターの相藤春陽さんの案内で同商店街の熊本県産品を扱う各店へ。青果店、声生花店、食品スーパー「マルショク」、熊本県産米を扱う米穀店、県産の芋を使った「芋けんぴ」や県産「のり」「きな粉」を扱う店も紹介した。

 青果店の店頭では相藤さんが店主と会話しながら、学生の「買った野菜の保存法」などに答えたりするなど、スーパーや路面店の買い物の楽しさを伝えた。視察後は、学生はそれぞれの店を訪問し買い物を楽しんだ。

 視察と買い物の終了後、陽月堂で座談会を開催。「店頭で店の方と話をすると買い物がイベントになる」「新鮮な野菜が少しの手間でとてもおいしくなって驚いた」という感想も聞かれ、参加者に地産地消の新鮮な野菜のおいしさや、商店街の楽しみ方にも大きな発見もあった。最後は、相藤さんが同商店街で購入した野菜で「誰でも簡単にできる野菜料理」を参加者に振る舞った。

 参加した熊本大学の岩谷伊吹さんは「スーパーには行っていたが、街の八百屋さんはこれまでハードルが高かった。でも今回、いろいろな店があることを知ったし、同じピーマンでも店ごとに違うことも知った。店の方に食べ方なども教わったので、これからも利用したい」と話していた。

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