「つけ麺すすり屋」(熊本市東区尾ノ上4)が熊本・尾ノ上にオープンして、1月8日で1カ月がたった。
店主の佐伯勇磨さんは、水前寺で焼き鳥店を営んでいる。「ラーメンやつけ麺が好きで、もともとは店で出すためではなく、自分でおいしいラーメンを食べたくて研究して、このメニューができた」と話す。商工会議所の支援事業を利用することができたことと、物件の紹介を受けた時期が重なるなどのタイミングが合い、つけ麺専門店の出店を決めたという。
看板メニューのつけ麺は、「魚介つけ麺」(950円~)、「旨(うま)辛つけ麺」「カレーつけ麺」(以上、1,000円~)の3種類を用意。毎日仕込むスープは、魚介とかんきつ類などを3時間以上煮込んで濃厚に仕上げる。
魚介つけ麺にはレモンを添え、「搾りかけることでさっぱりと食べやすくなる」という。旨辛つけ麺は特製の辛味粉をのせて提供。カレーつけ麺は魚介スープをベースにカレースパイスと煮込んで仕上げる。
「おなかいっぱい食べてほしくて、麺の量を200グラム、300グラム、400グラムの3種類で用意している。希望に応じて400グラム以上も提供できる」と佐伯さん。麺が温かい状態の「熱盛」と冷たい「冷盛」から選ぶことができる。「熱盛は、ツルっとしたのど越しにするために、ゆでた麺を冷水で締めた後に再度温めて提供する」という。
佐伯さんは「自信を持って『おいしい』と言えるつけ麺ができた。多くの人に食べてもらえるように、いろんな地域に店を増やしていけたら」と意気込む。
営業時間は11時~18時。木曜定休。