コーヒーショップ「Layers coffee(レイヤーズコーヒー)」(熊本市中央区春竹町、TEL 080-5215-1330)が5月2日、ハウスメーカー「CLAMPY(クランピー)」内の1階にオープンして1カ月がたった。建物1階に「レイヤーズコーヒー」とグリーン・フラワーショップがあり、2階にハウスメーカーがある複合商業施設になっている。
店主は山浦公大郎さんと東島優太さん。オープン前は、さまざまな店のコーヒー豆を扱うオンラインショップ「Bean to you(ビーントゥーユー)」からスタートした。
その後、他店のコーヒーショップで働いていた山浦さんに出店の話が舞い込み、現在に至った。2人が学生時代に出合った、「他愛ない会話が楽しめるメルボルンのカフェのような店にしたい」との思いから、来店客と「ゆっくり、同じ目線で話せるように」カウンターは広いフラットな形にこだわった。「テーブル席もあるが、ぜひカウンターでコーヒーを飲みながら、リラックスできる居場所のように利用してほしい」と山浦さん。
メニューは、ドリップコーヒー(450円)、カフェラテ(500円)など。豆の販売も行っており、スペシャルティコーヒーを取りそろえている。フードは、和菓子職人である東島さんの家族が作ったカヌレ(300円)を用意。
「農園の生産も充実してサイクルを回せるよう、生産国で直接豆を買い付ける『ダイレクトトレード』を行い、生産者がどういう人で、どんな気持ちで作っているのかも伝えたい。いずれは地元である長崎でも店を出したい」と2人は意気込みを見せる。
営業時間は10時~18時。水曜定休。