熊本ベルェベル美容専門学校(熊本市中央区紺屋今町2)で7月14日~17日、「ユニバーサルマナー検定」が行われた。
一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会が主催。学生のホスピタリティー精神の向上と、多様な客に対応できる技術やマインドを養うことを目的に行い、今年で6年目。美容科の学生約240人が受検した。
検定は、講義、実技、筆記テストで構成。講義では、ユニバーサルマナーの基本や、高齢者や障害者への向き合い方などを学んだ。
実技での高齢者や聴覚障害のある人の疑似体験では、学生は視野を狭めるゴーグルと軍手を身につけ、文字を書く体験に挑戦。文字は12ポイント以上の大きさにすることや、明朝体よりゴシック体の方が見やすいが状況に応じて使い分け、見やすさを工夫することの大切さを学んだ。
車いす体験では、段差を越える時のポイントなどを、車いすを動かしながら講師が説明。4人で車いすを持ち上げる時は、突然車いすが上がると乗っている人が驚き不安になるため、声をかけることの重要性が伝えられた。このほか、車いすの斜め前に膝をつき目線の高さを合わせて向き合うことで、相手の不安を取り除けることなど、コミュニケーションの取り方を学んだ。
同校広報部の杉本三剛さんは「仕事を始めてからも、ユニバーサルマナーが求められる機会は多い。検定を受けることで、意識する気持ちが生まれ、学生の考え方も変わるため、継続して行っている」と話す。