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熊本ヴォルターズ 熊大との共同研究拠点とクラブハウス機能をもつ施設が完成

熊本ヴォルターズ・施設完成と運用開始のテープカットの様子

熊本ヴォルターズ・施設完成と運用開始のテープカットの様子

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 男子プロバスケットボール・熊本ヴォルターズのクラブハウス機能を持つ施設「VOLTERS GX(ヴォルターズ ジーエックス)」(熊本市中央区渡鹿4)が完成し、7月1日から運用を開始した。

熊本ヴォルターズ・記者発表の様子と、新施設「VOLTERS GX」

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 同チームが4月2日、熊本大学(熊本市中央区黒髪2)と桜十字グループ(熊本市南区御幸木部1)との3者で締結した包括連携協定の一環で完成した同施設。クラブハウス機能を持ち、共同研究の拠点になった。

 施設には、バスケットボールコートと選手ロッカールーム、ケアルーム、コーチルーム、トレーニングエリアが備わる。同チームはこれまで、益城町を中心に公共施設で練習をしてきたが、予約が取れず練習場が見つからないこともあったという。ウエートトレーニングを行う場所もなく、民間のジムと提携し、練習後に移動して行う環境だったが、練習やトレーニング、リハビリ、ミーティングなどを完成した施設で行えるようになった。

 施設の完成に合わせ、チームロゴの変更などのリブランディングも行う。同チームを運営する熊本バスケットボール(熊本市中央区帯山4)の湯之上聡社長は「意図は『変化ではなく、新しい進化』。クラブ立ち上げから11年間で築いてきた歴史や魂を継承していく。これまで通り地域貢献活動や地域との交流も続けながら、クラブやファン、パートナー企業、熊本全体の熱源になるための新たな一歩を踏み出す」と意気込む。

 今期の開幕試合は10月5日・6日に開催。同チームのホームである熊本県立総合体育館でアルティーリ千葉と対戦する。

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