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熊本・東区で「リーダー養成事業」 商店街活性化で高校生対象に

高校生に話しかける古庄社長

高校生に話しかける古庄社長

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 「若者まちづくりリーダーズ事業」が8月27日、「東部まちづくりセンター」(熊本市東区錦ケ丘)でスタートした。

当日の様子

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 東区在住もしくは東区内にある高校の生徒を対象に行う東部まちづくりセンター主催の事業の第1弾。同事業ではワークショップを実施し、生徒が考え計画した企画を実施する。地域のこれからを担う高校生に、事業の企画から実践までを経験してもらい、まちづくり活動の担い手育成を行うのが目的。当日は第二高校と東稜高校に通う生徒合わせて8人が参加した。

 今回のテーマは「健軍商店街の活性化」。冒頭、同センターの水町美延所長が「東区にはさまざまな魅力ある場所があり、人がいる。その一つが健軍商店街。若い力で健軍商店街が何を行えばさらに魅力ある場所になるかを考え、実践まで結びつけてほしい」とあいさつした。

 初めての顔合わせとなった参加者は自己紹介した後、どう進めていくか意見を交換。生徒からは「商店街でイベントがしたい「「美術を専攻しているのでデザインで協力できれば」「まずは商店街にどんなお店があるか確かめたい」「単発のイベントではなく次につながっていく事業にしたい」などの意見が出た。

 オブザーバーとして参加した健軍商店街に店舗を構える「Logro」(東区小山2)の古庄健太社長は「高校生が商店街に関わってくれうれしい。いい企画が実施できるよう商店街としてもバックアップしていきたい」と話した。

 水町所長は「商店街にとっても大事な事業だが、生徒にとっても普段経験できない貴重な機会になる。この事業をきっかけにさまざまなアイデアが生まれそれが新たな地域活動につながれば」と期待を込める。

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