
熊本国際観光コンベンション協会(熊本市中央区細工町4)が7月1日、「江津湖花火大会2025」の観覧ツアーの申し込み受け付けを、県外在住者を対象に始めた。
同大会は熊本市や地域自治会などで構成する実行委員会が主催し、夏の恒例イベントとして多くの市民に親しまれている。今年は8月30日に開催予定で、1万発の花火が夜空を彩る。音楽に合わせて大玉花火が打ち上がる「ミュージック花火」などの演出も人気で、昨年は約13万6000人が来場した。
観覧ツアーは、交通手段や観覧場所に不安がある人や、特別席でゆっくり鑑賞したい人向けに企画したもので、今年で3回目。参加者は市内ホテルに宿泊し、専用バスで会場に移動。花火は特別観覧席で楽しめる。終了後はバスでホテルに戻る仕組みで、熊本の夜を自由に満喫できる内容となっている。
ツアーは2人以上での申し込みが必要。料金(1人当たり)は1泊朝食付きで、ダブル=2万2,800円、ツイン=2万6,800円。添乗員が同行し、安心して参加できる体制を整えている。
同協会観光誘致課リーダーの野口かおりさんは「熊本を代表する花火大会の迫力を、専用席で存分に楽しんでほしい。特別な夜を過ごしてもらえたら」と参加を呼びかける。
ツアーの実施期間は8月30日、31日。定員は36人、最少催行人数は25人。