250円弁当、ジャンボチキンカツで知られる「スーパーみやはらZ南熊本店」（熊本市中央区萩原町2、TEL 096-377-2399）の独創的過ぎる店内POPが、8月ごろからSNSなどでこの話題を散見するようになった。

「みやはらは『お客様の為にある』そんな気持ちの集団です」など、独創的過ぎる店内POPでひしめく店舗の様子

　熊本県内にスーパーを展開する「みやはら」。元々は阿蘇郡一の宮町が発祥だが、以後、熊本市内にも展開し、現在市内には4店舗を構えている。毎日提供している「250円弁当」「ジャンボチキンカツ」は共通だが、各店で商品を差別化し、各店のお薦め商品が異なるのが特徴。

　店内各所独創的なPOPを掲出している同店。全国のスーパー経営の勉強会で知り合った名古屋のお店からアドバイスを受けたのがきっかけで、昨年6月のオープンから力を入れてきた。各セクションの担当者が、それぞれの思いを込めて書いているという。全て手描きで、季節ごとに変わる。

　内田店長は「みやはらのモットーは『安く仕入れて安く売る。高く仕入れても安く売る。そして、いいものを安く売ろう』。安い・珍しいと同時に、スーパーで買い物という日常に、びっくりするようなサプライズ感も出したい。商品を売るのではなく、お客さまが面白いと思ってもらえることを心掛け、これからも試行錯誤を繰り返していきたい」と意気込む。

　営業時間は10時～20時。