全国の城郭ファンが集う祭典「特別版 お城EXPO in 熊本」が10月3日・4日、熊本城ホール(熊本市中央区桜町)で行われる。
主催は、熊本国際観光コンベンション協会、日本城郭協会、熊本城総合事務所などでつくる実行委員会。同イベントは、城郭文化の振興とお城好き同士の交流を目的に2016(平成28)年から毎年12月、パシフィコ横浜で行っている。特別版はこれまで兵庫県姫路市や島根県松江市で特別版が行われ、九州では初めて。今回は平成28年熊本地震から10年の節目と、令和8年熊本地震で熊本城が再び被災したことを踏まえ、「令和8年熊本地震復興支援事業」として熊本城のお膝元で開催。震災の記憶と教訓を次世代へつなぐことを目指す。
会場では、加藤清正から細川家へ受け継がれた熊本城400年の歴史を伝える特別展示を行う。武将の現代甲冑(かっちゅう)9領を並べる「九州の武将そろい踏み!大甲冑コーナー」、熊本城模型コーナー、刀剣展示コーナーを設ける。このほか日本100名城・続日本100名城のパネル展示、全国の自治体や城郭関係団体によるPRブース、熊本城の復旧・復興に取り組む熊本高校「お城チーム」の特別ブースも並ぶ。熊本城への応援メッセージを募る特設コーナーや、復興を支援する募金箱も設置する。
城のスペシャリストが登壇する講演会も行う。登壇者は、3日が日本城郭協会常務理事の加藤理文さん、城郭考古学者の千田嘉博さん、日本の戦国時代〜江戸時代初期の歴史を専門とする駿河台大学教授の黒田基樹さん、4日が日本城郭協会理事長の小和田哲男さん、歴史学者の平山優さん、俳優の高橋英樹さん。加藤清正の肥後入国や熊本城の歴史をテーマに講演する。
実行委員会事務局長で、熊本国際観光コンベンション協会専務理事の甲斐嗣敏さんは「熊本城はもちろん全国の城について学べるイベント。この機会に足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は9時30分〜17時(最終入場は16時30分)。1日入場券は前売りで、高校生以上=1,500円(当日は500円増し)、中学生=750円(同250円増し)、小学生以下無料。講演会は、入場券に加え、1公演につき指定券1,300円が必要。