「くま博2022」が10月8日、花畑広場(熊本市中央区花畑町)とアミュひろば(西区春日)で始まった。
熊本市の街なかを象徴する2つの会場で行うイベントは、旬の味覚を楽しめる食から、音楽、カルチャー、アウトドア、スポーツまで幅広くライアンアップ。
熊本城と庭続きの「まちの大広間」として親しまれる花畑広場では、大型飲食ブースやeスポーツ体験などのアトラクション、テレビ番組の生中継も入った「TKUの日」、竹灯籠が並ぶ秋の風物詩「みずあかり」がオープニングイベントに。今後、「RKKまつり」「熊本マチナカ音楽祭」などのイベントを、週末を中心に開催する。
熊本駅のにぎわい交流空間として活用されるアミュ広場では、県内で活動するアーティストの祭典で初開催となった「くまもとMUSIC&ARTフェス」がオープニングイベントに。今後、「くまもとカレーフェス」「くまもとスイーツ博覧会」「くまもとレイルフェス」などテーマを絞った催しを開催する。
「くま博2022」開催期間中は、熊本市内宿泊と県内各地のグルメや体験などがセットにした旅行商品を販売する「おトクにくま泊キャンペーン」のほか、県内各地を周遊して景品が当たるデジタルスタンプラリー、「熊本の秋」をテーマにしたフォトコンテストも同時開催。
中心市街地のバス停を結ぶ「まちなかループバス」(土曜・日曜・祝日に運行)は、開催期間に合わせて小学生以下の運賃が無料になる。シェアサイクル「チャリチャリ」は、イベント会場付近の駐輪ポート利用者に割引チケットを進呈する。11月5日は「熊本県内バス・電車子ども無料の日」(小学生以下の子ども無料。大人は1乗車100円)も行う。
熊本市観光政策課の小川延宏さんは「約1カ月の間、2会場で楽しい企画を行う。週替わりでさまざまなイベントを開催するので、便利でお得な公共交通機関を利用して家族や友人と何度も足を運んでもらえれば」と呼びかける。
11月6日まで。