サクラマチクマモト(熊本市中央区桜町3)に12月17日、どら焼き専門店「どらがしあんあん」(TEL 096-328-5566)がオープンした。
同店は九州産交リテールが手掛ける初の事業で、商品開発に7ヵ月を要した。サクラマチクマモトの利用者に対するアンケート調査や複数回にわたる試食会の実施と、老舗和菓子店のアドバイスを受けて改良を重ね、出店に至ったという。
店頭で手焼きをする生地には、熊本県産の小麦粉と米粉、赤酒を使用。卵をふんわりと泡立てて空気をたくさん含ませることで、軽やかでふんわりとした触感になるという。商品は、十勝産の粒あんを挟んだ「あんあんどら焼きつぶあん」(120円)と「あんあんどら焼きあんバター」(150円)の2種類。
ブランドコンセプト「熊本に寄り添い温もりあふれる、家族のようないつもの和菓子店」は店舗デザインにも反映。明るくて温かみのある木を基調とし、熊本・人吉の伝統工芸品「花手箱」と「キジ馬」をブランド限定カラーで展開する。今後も、季節ごとに熊本各地の伝統工芸品とコラボレーションしていくという。
広報担当の江藤摩耶さんは「新しい熊本の名物を作りたいとの思いで、熊本の食材にこだわり、地域の皆さまの声を反映した商品ができた。賞味期限は24時間。ふわふわの生地を楽しいでほしい」と話す。
営業時間は10時~21時。