和食店「駕町とくさ」(熊本市中央区下通1、TEL 096‐355-8183)が熊本・駕町通りにオープンして、11月13日で3カ月がたった。
店主の岩崎大輔さんは、調理専門学校卒業後、料亭や割烹料理店などで16年ほどのキャリを積んだ。「自分が思い描く料理と接客を体現したいと考え、自分の店を持ちたいと思うようになった」と振り返る。独立のために出店場所を探していた際、学生時代にアルバイトをしていた飲食店の店主から「店を閉めるので、ここを使わないか」と打診を受け、同所への出店を決めたという。
料理は、和食の一品メニューを中心に提供。「開店当初はコースメニューのみでやっていたが、フラっと来て気軽に食べられる場所が欲しいという要望をうけ、現在の割烹スタイルになった」と話す。お薦めは、出身地の天草から取り寄せた魚を使った料理や、料亭で学んだ「季節を感じさせる」八寸料理。料理に合わせて日本酒などを用意する。
岩崎さんは「和食は日本の伝統文化。料理だけでなく、接客や草花などでお客さまを楽しませることも大切にしている。会話とおいしい料理を楽しみに、フラっと立ち寄れる場所を目指しているので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。
営業時間は18時~24時。月曜・第1日曜定休。