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熊本・月出に日本料理店「furusato」  創作和食と釜炊きご飯提供

女子大通り沿いの白いのれんが目印。店舗外観と店主の松田さん

女子大通り沿いの白いのれんが目印。店舗外観と店主の松田さん

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 日本料理店「furusato(ふるさと)」(熊本市東区月出2)が熊本・月出にオープンして、6月1日で1カ月を迎えた。

店内の様子

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 店主の松田流星さんは、東京「なだ万」など日本料理の老舗で10年以上修業したキャリアを持つ。「自分の店を持つのが夢だった。30歳の節目に…」と生まれ育った熊本で念願の店を開いた。

 店内は、カウンター=6席、テーブル=16席、個室=1室を用意。広めのカウンター席は、松田さんが腕を振るう姿が見える造りとなっている。小上がりにあるテーブル席は、各テーブルのスペースにゆとりを持たせた。「ゆっくりと食事を楽しめる空間を作りたかった」と松田さん。

 昼のメニューは、自家製小鉢6種類、釜炊きご飯、みそ汁付きでメインの3種から1品を選ぶランチメニュー(1,650円~)を提供。夜のメニューは、旬の野菜や魚を使った「なつめ」(6,600円)「つばき」(8,800円)「りんどう」(11,000円)の3つのコースと単品メニューも用意。熊本県産の旬の食材を中心に創作和食を用意する。

 「釜炊きご飯」は甲佐町の提携農家から仕入れた熊本県産米を使い、炊きたてを提供。「季節や米の状態を見て浸水時間を変えている。釜で炊いたご飯は、ふっくらとしていて香りもよく、保温率が高いので、いつまでもおいしい状態で提供できる」という。

 「小鉢やメイン料理も『ご飯に合うメニュー』を基本に、仕入れに合わせ日替わりで変え、郷土料理のエッセンスも加えるようにしている。日本料理というと敷居の高いイメージがあるが、カジュアルに和食を楽しんでもらえる店づくり。気軽に立ち寄って、ゆっくりと料理やお酒を楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~21時。水曜定休。

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