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熊本・保田窪にドーナツと夜アイスの店「おててのおやつ」 地元食材使う

おててのおやつ店頭に立つスタッフの皆さん

おててのおやつ店頭に立つスタッフの皆さん

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 ドーナツと夜アイスの店「おててのおやつ」(熊本市中央区保田窪1)が熊本・保田窪にオープンして、1月20日で1カ月がたった。

おててのおやつ、商品と店舗

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 店主の徳永学さんは菊池市を中心にフィットネスクラブなどを経営しており、昨年、熊本市内にプログラミング教室を出店した。「この近辺には習い事教室のほか、高校や大学も多く、ちょっと立ち寄って食べられるような店があればと思った」と徳永さん。

 メニューは、ドーナツとソフトクリームを中心に、ドリンク類なども用意。

 水曜~土曜は、徳永さんの姉が菊池市内で営むカフェ「bb natural donut(ビービーナチュラルドーナツ)」でその日の朝に作った豆乳ドーナツ(280円~)を販売。「姉が作るドーナツは、熊本県産小麦粉など、可能な限り地元食材を使って体に優しいのが特徴」という。日曜・月曜・火曜は、店内で作る揚げドーナツ「マラサダ」(330円)を販売する。

 ソフトクリームには、菊池市の「吉井牧場」の牛乳を使う。大学生スタッフが中心となり商品開発し、チョコミント(600円)、キャラメルバナナ(630円)など12種類を用意。季節限定のプレミア熊本県産イチゴ(780円)には、熊本県産のイチゴをたっぷり使う。地産地消にこだわり、果物の旬に合わせてメニューを変えていくという。

 「商品開発はスタッフが手がけている」と徳永さん。「店を出そうと決めた当初は、姉のドーナツと、都市部で流行している『夜アイス』という漠然としたイメージだった。オープンまでの期間、スタッフ主導で商品開発をしてもらった。中には栄養士の資格を持つスタッフもいて、本当に助けられている」と話す。スタッフの働きやすさにも配慮し、子育て中のスタッフが働きやすいシフト体制や、立ちっぱなしにならないようレジカウンター内にスタッフが座るための椅子も設けた。

 徳永さんは「お客さまに喜んでもらえる商品を提供することと併せて、商品開発や店づくりにスタッフの意見を積極的に取り入れることで、スタッフが主体的に関わり、楽しんで仕事ができるような場にしていきたい」と話す。

 営業時間は12時~23時。

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