「まちなか清掃」が8月4日、熊本市中心商店街一帯で開催された。
主催は熊本市で2014(平成26)年からスタート。同じく熊本市が主催する「火の国まつり・おてもやん総おどり」の翌日に市民参加で町をきれいにするのが狙い。県内外から多くの観客でにぎわう同イベント。一方でイベント後に道端に出るごみが多いのが課題。早朝から清掃することで、翌日も県外から来たお客さまにきれいな町を楽しんでもらいたいと今年も実施した。
当日は、募集に応じた団体・個人含む市民208人が参加。活動を前に大西一史熊本市長が「今年のおてもやん総おどりもとても盛り上がった。本日来てもらえた多くのボランティアにお礼を伝えたい。気温が上がっているので、熱中症に気を付けて清掃活動をしてほしい」とあいさつ。注意事項などの説明のあと、参加者は8コースに分かれ、清掃を行った。
参加した福島弘樹さんは「初めて知り合った人と会話しながら楽しく清掃活動ができた。想像以上にたばこの吸い殻が多くてびっくりした。きれいな商店街だと思ってもらえるよう、こういうイベントがあればまた参加したい」と話す。
「火の国まつり」は1978(昭和53)年に始まり今年で47回目。メインイベントの「おてもやん総おどり」に今年は54団体約4800人の踊り手が参加。熊本市内の中心部を踊り歩いた。