自由学園(東京都)の卒業生らが制作した作品を展示する「アートの手紙展」が10月19日・20日の2日間、長崎次郎書店(熊本市中央区新町4)1階ギャラリーで開催される。
展示会を開いているのは、東京都東久留米市にある学校法人自由学園。1921(大正10)年創立で「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」「よく教育するとはよく生活させること」を理念に、規則なども話し合いで決める自治教育が特徴という。
展示会は、同学園の卒業生を中心とした有志の作品を集め、日本各地を巡回。熊本では初開催となる。作品は約10センチのキューブ入りで、日々の学びや生活の中から生まれたという個々の作品が収められている。
熊本展を取りまとめる小山依子さんは「創立100周年を迎える学園なので、出展者は年齢、住まい、仕事、活動などさまざま。今の技術を使った若い人の作品や思い出を形にした作品もある。言葉では言い表せない魅力を感じに来てもらえたら」と呼びかける。
開催時間は、19日=10時~17時、20日=10時~16時。