熊本で生まれる多種多様の酒の知識を問う「第2回くまもと県産酒検定」が6月7日、肥後銀行本店(熊本市中央区練兵町)で行われる。
主催はくまもと県産酒検定委員会。日本酒や焼酎、ワイン、ビールなど県産酒の魅力を広く伝えるのを目的に、昨年に続き行う。出題内容が異なるため、第1回合格者も受験できる。
当日は14時から50分間の講習会を行い、その後15時から40分間の検定試験を実施する。出題は選択式50問で、70点以上で合格。初めての合格者には認定バッジを授与する。
検定に先立ち、5月20日にはスタハブくまもと(中央区下通1)で勉強会「くまもと県産酒を語ろう~つくり手と味わう、県産酒の魅力~」を行った。日本酒、焼酎、ワインに続く第4弾で、今回はビールをテーマに取り上げた。
講演したのはサントリー九州熊本工場技師長の久保田寛さん。稼働23年目を迎える同工場でビールやミネラルウオーターなど116品種を製造していることや、森林整備や冬場に田んぼへ水を張る地下水涵養(かんよう)の取り組みを紹介した。ザ・プレミアムモルツの誕生秘話や香りとこくを引き出す製法、ドイツビールと日本のビールの違い、ビールに合う料理なども伝えた。会場ではサントリー社員によるビールのおいしい注ぎ方の実演も行った。このほか、工場限定のつまみと共に、ザ・プレミアムモルツ、香るエール、サントリー生も提供した。
久保田さんは「出来栄えの評価は午前中に行うことが多いため、前日の深酒や味覚に影響する朝食は避けている。視覚情報はAIも活用するが、嗅覚や触覚など五感による判断は人間が優れている部分が多い」と話した。
事務局を務めるグローカル・クラウドファンディング社長の都えみさんは「熊本の魅力ある県産酒について楽しみながら学べる内容。専門知識がなくても気軽に受験でき、オンラインでも参加できる。多くの人に受験してほしい」と呼びかける。
20歳以上が対象。受験料は26歳以上=5,000円、25歳以下=3,000円(いずれも第1回合格者は2,000円引き)。申し込みは5月31日まで。