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熊本・済々黌高校の特設サイト「黌辞苑」開設 創立140周年記念で

済々黌を訪れた田中さん

済々黌を訪れた田中さん

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 熊本県立済々黌高校(熊本市中央区黒髪2)のOBで作る同窓会が11月11日、特設サイト「黌辞苑」を公開した。

関係者の様子

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 創立140周年を記念して同校を捉え直す広報事業として実施。広報の対象は、現役の生徒、これから同校を受験したい中学生とその保護者、同校のことを知らない一般。「若い人たちへ贈る先輩からのプレゼント」だという。

 メインコンテンツは創設者佐々友房を巡る紀行文と現役生徒との座談会採録。サブコンテンツとして同校のスローガン「三綱領」の時代別捉え方の変遷と現代的解釈例、この40年の経験を先輩が語るコラムなどで構成する。制作クリエーターに田中泰延さんを起用。田中さんは電通のCMプランナー、コピーライターを経て2016(平成28)年、フリーランスとして執筆活動を開始。現在は、ひろのぶと(東京都港区)社長で、著書に「読みたいことを、書けばいい」「会って、話すこと」などがある。タイトルは同校にまつわる言葉の集大成を作るという思いから、済々黌140周年記念事業実施プロジェクトリーダーを務める同校出身の成尾雅貴さんが命名した。

 140周年記念事業・歴史紹介チームの広報制作ディレクションを担当する眞藤隆次さんは「100周年ではない、150周年でもない、140周年だからこそできるちょっと違った周年広報を考えた。メインコンテンツ制作には客観的に見てほしいと思い田中さんを起用した。済々黌高校を知らない人がサイトを見たらどういう反応をするかが楽しみ。少しでも多くの人に見ていただけるよう周知していければ」と話す。

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