御船高校（御船町木倉）で7月12日、城野印刷所（益城町広崎）が製作したオリジナルノート「J・O・NOTE（ジェイ・オー・ノート）の贈呈式が行われた。

贈呈式の様子

　ノートは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」を念頭に、熊本で学び将来に向けて頑張る学生と地元企業をつなぐのが目的。「地元の学生を・応援する・ノート」のアルファベットの頭文字から、「J・O・NOTE」と名付け、B5サイズの非売品として、表紙には文房具のイラストをあしらう。

　企画趣旨に賛同した15のサポーター企業や大学と一緒に、熊本県内82校に在籍する高校3年生を対象に、計1万5000冊を無料で配布。昨年から実施しており、今年は7月5日に熊本商業高校で贈呈式を行い、今回が2回目となる。当日は城野印刷所の城野斉社長が3年のクラス代表の生徒と原田茂校長に170冊を手渡した。

　城野社長は「将来を担う若い人たちが、地元に残って活躍する後押しにつなげたい。今後は対象学年の拡大も視野に入れていきたい」と期待を込める。