「ジャスティ＆ちありん 子ども防犯教室」が7月14日、飽田東小学校（熊本市南区砂原町）で行われた。

防犯教室の様子

　警備会社の「にしけい」（福岡市博多区）が地域の子どもたちの安全と安心を守るために行っている同教室。昨年トライアル教室を行い、「にしけい子ども未来プロジェクト」の一環として今年4月から開催。不審者に対する対応について勉強するなど、防犯に関する知識を自ら学んで実践してもらうのが狙い。小学校2年生以下を対象にしているという。

　イベントは同社社員とマスコットキャラクターのジャシティーとちありんによる「いかのおすし」を活用した講義、福岡大学付属若葉高校のダンス部が考案した「ごあいさつダンス」を行った後、児童らに防犯グッズを進呈。「歌って、踊って、学ぶ」参加型の教室に、同小の1年生100人、2年生88人の計188人が参加した。

　同社広報室長の壇雅昭さんは「知識を詰め込むのではなく、ダンスなどを交え、楽しく学んでもらう構成。地域で子どもたちを守るのは大事だが、常に地域の大人が守るのは難しい。子どもたちが自ら学んで行動できる力を身につけてほしい。九州にある企業として、九州全域から愛される会社になれるよう、これからも防犯教室を広げて地域に貢献していきたい」と話す。