「熊本の乳幼児保育と教育を考える集い」が10月21日、熊本市こども文化会館(熊本市中央区新町1)で開催される。熊本市内の幼稚園や認定こども園など、乳幼児保育・教育に関わる有志が主催する。
乳幼児の保育・教育施設には、幼稚園、保育園、認定こども園など種類があり、公立私立など運営母体でも異なる。発起人の一人は「これまで、保育園は保育園団体で、幼稚園は幼稚園団体でというように、それぞれでの研修会は多く開催されているが、幼保の垣根を超えた勉強会はなかなか難しかった。子どもたちを取り巻く環境が大きく変化している中、幼保小連携の重要性が高まっていると感じ、今回のセミナー開催に至った」と話す。
前半は、熊本市教育長・遠藤洋路さん、熊本大学教育学部特任教授・前田康裕さん、乳幼児教育家で保育教育研究所ギビングツリー代表・藤森平司さんの講演。後半はパネルディスカッションを行う。
発起人の豊田泉さんは「子どもたちが活躍するであろう10年度、15年後に向け、どのような教育・保育が必要なのかを探りつつ、小学校移行に向けて必要なこと、これから教育・保育現場に求められる観点について考える内容。施設や立場に関係なく参加してもらえたら」と呼びかける。
開催時間は13時~16時30分。参加費2,000円。事前申込制で、今月30日まで受け付ける。