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花畑広場で「防災パーク」 熊本地震の日に防災知識を楽しく学ぶ

イベントのチラシをもつ熊本市防災計画課の甲斐さんと林田さん

イベントのチラシをもつ熊本市防災計画課の甲斐さんと林田さん

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 「熊本地震の日」周知啓発イベント「防災パーク」が熊本地震から8年目となる4月14日、花畑広場(熊本市中央区花畑町)で開催される。

登壇者とイベントイメージ

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 主催は熊本市。熊本地震の教訓を次世代へ伝承し、市民の防災への関心や理解を深める目的でスタートした同イベントは今年で2回目となる。

 ステージでは「いざという時に行動できる防災の知識を備蓄する」をテーマに、3人の防災専門家によるトークショー「防災寺子屋」を行う。会場では「震災復興パネル展」「いのちを守るワークショップ」「BO-SAI Cafe(非常食カフェ)」のほか、防災用品や非常食の選び方講座、展示販売などを行う。

 ワークショップは、謎解きをしながら防災知識を学ぶ「いのちを守るトレジャーハンティング」、非常時の火の使い方を学ぶ「火育」、火災時の煙を体験する脱出迷路、参加費500円で非常食を調理して食べられる「BO-SAI Cafe(非常食カフェ)」など、ゲームや遊びの体験を通して楽しく学べる内容を用意。

 防災用品の選び方講座では、防災の専門家が生活スタイルや環境に合わせた備え方をアドバイス。イベントを通じて「その人に必要な備え」と「実践できる防災」を啓発するという。会場ではアンケートや体験イベントの参加で防災グッズを進呈。午前・午後の計4回、非常食の無料試食体験も行う。

 熊本市防災計画課の甲斐怜志さんは「体験イベントや被災時を想定して、非常食を実際に作って食べることができるカフェなど、幅広い世代が楽しく学べる防災の催しを準備している。熊本地震の日に、防災パークを通して一人でも多くの皆さんに防災力を高めてほしい。家族や友人を誘って、ぜひ足を運んでいただければ」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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