「ティラノサウルスレース」が12月1日、花畑広場(熊本市中央区花畑町)で開催された。
同日に熊本城ホールで上演されたティラノサウルスが主役となる絵本「おまえうまそうだな」が原作の舞台に合わせ、同ホール開業5周年事業の一環として開催された同レース。当日は、募集に応じた子どもから大人まで約50人が着ぐるみを着て参加した。
レースは、小学生以下が対象で25メートルを走る幼獣の部と、中学生以上が対象で50メートルを走る成獣の部を実施。懸命に走る参加者に保護者などが声援を送った。レース前にはラジオ体操を行い、レース後にはフォークダンスを踊るなど、終始和やかな雰囲気でイベントを終えた。
レースを主催した熊本城ホール周年事業実行委員の事務局で熊本市経済観光局観光交流部誘致戦略課の東宏次郎さんは「参加者が楽しそうに参加してくれてよかった。恐竜の着ぐるみが一堂に集まる機会は少ないので、観客にとっても新鮮だったのでは。これからもホールと広場の一体利用ができるような企画を考えていきたい」と意気込む。