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熊本で水について考える「アジア・太平洋水サミット」 開催迫る

熊本市役所でのPR様子

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 アジア太平洋地域の首脳級や国際機関の代表などが集まり、水に関する諸問題について議論する「第4回アジア・太平洋水サミット(4th APWS)」が4月23日・24日の2日間、熊本城ホール(熊本市中央区桜町)で開催される。

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 2017年にミャンマーのヤンゴンで開催された前回、「ヤンゴン宣言」を採択。水の観点から持続可能な発展のための道筋を示した。今回は、「持続可能な発展のための水~実践と継承~」をテーマに、「ヤンゴン宣言」で決意表明された内容の実践を議論。その成果はSDGsの達成に寄与することが期待されるとともに、熊本市の長年にわたる地下水保全の取り組みや熊本地震からの復興を世界に向け発信する。

 熊本市は約74万市民の生活水道水を全て地下水で賄っている、世界的に見ても珍しい都市。熊本市の地下水は市販ボトル水に比べミネラル成分が多く含まれており、蛇口をひねれば体に優しい天然のミネラルウオーターを飲むことができる。

 開会式後、首脳級会合が行われた後、各分科会に分かれ、豊富な水資源を持つ熊本市ならではのプログラムを組み、さまざまな観点から水について考える。

 開催時間は、23日=10時30分~18時40分、24日=9時~19時。

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