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熊本・白川河川敷で「白川夜市」再開 水辺を生かしてナイトマーケット

河川敷に光る出店の様子

河川敷に光る出店の様子

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 熊本・白川河川敷で4月23日、「白川夜市」が開かれる。

過去の「白川夜市」の様子

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 2019年3月から毎月第4土曜に白川河川敷「緑の区間」で開催しているナイトマーケット。さまざまな飲食店や物販店が白川河川敷に出店。河川敷ならではの落ち着いた空間で楽しめる同イベントだが、コロナの影響もあり、今年初めての開催となる。

 主催は、白川が好きなメンバーで結成されたまちづくり会社「Shirakawa Banks(白川バンクス)」。阿蘇を起点に熊本市の中心部を通って有明海まで流れる白川。まだまだそのポテンシャルを生かしきれていないと感じ、主に「緑の区間」(大甲橋~明午橋間の河川敷)で活動。「ただのイベント企画・運営団体ではなく、より面白い・より楽しい活動を追求することで、白川を軸として熊本をより良いまちにしていきたい」という。

 うにコロッケを提供する「天草海まる」は初出店。そのほか本格ナポリピッツァの「ピザよし」、「わが子に安心して食べさせられる」をコンセプトにする「燻製工房 縁」、明治43年創業の「フルーツ大福のよねはく」、自社ブランド豚「えころとん」を使う「PICNIC deli」を含む31店舗が出店する。

 白川河川敷は夜市開催前、少子高齢化や地方の人口減少等により放置された土地が増え、その影響で繁茂した雑草が近隣住民に不快感を与える問題が起きていた。そこで、同団体では地域住民や地元大学生と連携して除草作業を行っている。

 白川バンクスのジェイソン代表は「『楽しさで人をつなぐ』をテーマにイベントを開いている。スタート時に比べると、訪れる客の数も増えてきた。除草作業もそうだが、このイベントを通じてさまざまな社会問題の解決の糸口も見つけていきたい。大好きな熊本をこれからも盛り上げていきたいし、この日を楽しみにしていると言われるよう、これからも頑張りたい」と意気込む。

 開催時間は16時~22時。

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