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熊本の園児らが集めた廃油、被災地で発電機の燃料に 7年間続ける回収活動

園に集められた廃油

園に集められた廃油

 熊本市の恵水幼稚園で園児らが回収を呼びかけ、家庭や地域から集めた使用済み食用油が現在、令和8年熊本地震の被災地で発電機の燃料として活用されている。

熊本地震で活用されている様子と、能登半島地震のときの園児たちの様子等

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 同園では約7年前から、家庭や地域住民に使用済み食用油の提供を呼びかけ、廃油回収に取り組んでいる。集めた廃油は、廃油の資源化などに取り組む未来樹(熊本市北区植木町有泉)の協力でバイオディーゼル燃料に再生。園バスの燃料として活用している。2024年の能登半島地震では、未来樹と協力して、被災地にバイオ燃料を提供。緊急車両や携帯電話を充電するための発電機の燃料として活用されたという。今年7月に発生した熊本地震でも、発災当初に廃油の提供を決めた。回収活動には園児も参加する。

 副園長の鷲山聖美さんは「この活動を、日頃からSDGs教育の一環として行っている。廃油をそのまま捨てるのではなく、貴重な資源として循環させることで二酸化炭素の排出削減にも貢献できる」と話す。

 廃油を捨てずに資源として再利用することや、集めた廃油が被災地支援につながることを学び、地域住民に活動を知ってもらうためのチラシも園児らが考えて作成。家庭や地域に回収への協力を呼びかけている。

 園長の鷲山恵真さんは「子どもたちには、自分たちが集めた廃油が誰かの役に立っていることを知ってほしい。環境を大切にすることだけでなく、自分たちにもできることがあり、その行動が社会につながっていると感じてもらえたら」と話す。

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