乳幼児の保護者や妊産婦、その支援者を対象にした「災害から子どもを守れる『私』になる講座」が10月11日、くまもと県民交流館パレア(熊本市中央区手取本町)で開催される。
主催は熊本を中心に防災啓発・被災地支援などを行うNPO法人「ソナエトコ」。主に未就学児の保護者、妊産婦、支援者らを対象とし、自分や家族を守る「自助」の力を高めることを目的に開く。
講座は全3回。第1回となる今回は「災害が起きたときの行動」をテーマに、講話とワークショップを行う。第2回は「災害時でも困らない備蓄」をテーマに、第3回は「災害時だけではない普段のつながり」をテーマに据える。講師は、平成28年熊本地震では乳幼児の母として被災し、令和8年熊本地震では助産師として被災地支援に携わった直江あやさんと、同NPOの徳山理恵さん(1級危機管理士・防災士)が務める。
7月に発生した令和8年熊本地震では、氷川町や八代市など県南地域だけでなく、熊本市でも大きな被害を受けた地域があった。徳山さんは「子育て世代の中でも特に未就学児の保護者は、地域活動への参加が少ない傾向にある。子どもが小学生になると、校区とのつながりができ、避難場所となる学校施設などを知る機会も自然と増えるが、子どもの就学前は校区とのつながりが薄い傾向にあり、地域活動への参加のハードルや、妊産婦・乳幼児世帯の避難課題がある」と話す。「自分自身の子育てを振り返っても、妊娠中や小さな子どもと一緒に被災することへの不安は大きい。自分と子どもを守るための知識を身に付け、防災に取り組む一歩にしてもらえたら」とも。
受講無料。同NPOへの事前申し込みが必要。託児無料。