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熊本で「バス産直・くまもと絶品マルシェ」 地域特産品で観光誘致

チラシを持つマルシェを運営するくまモンビレッジの販売スタッフ

チラシを持つマルシェを運営するくまモンビレッジの販売スタッフ

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 サクラマチクマモト(熊本市中央区花畑町)で10月22日・23日の2日間、「バス産直・くまもと絶品マルシェ」が開催される。

会場の様子

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 九州産交バス、産交バス、カッセジャパン、DHEの4社が熊本県内の地域産品を路線バスで運び、熊本市内中心部でテスト販売する。

 コロナ禍で新しい生活様式への移行や観光や飲食、物販購入機会など、これまでの観光誘客の在り方や地域産品の販売方法の変化する中、路線バスの活用方法を検討。人と荷物の輸送・運行を一緒に行う「貨客混載」は過疎地の交通網の観点から国交省が2017(平成29)年に規制を緩和して以降、徐々に広がりを見せているという。

 同企画は参加地域の南小国町、美里町の物品を産直マルシェとして販売。美里町は「美里ぷりん」、和紅茶、蜂蜜、ヤマメの甘露煮、新米、和牛カレー、野菜を、南小国町は「キャンプ飯しいたけごはん」「小国ジャージー牛乳かりんとう」「おいし杉バウム」「阿蘇小国ジャージードーナツ」「米粉パンケーキミックス」「舞茸(まいたけ)パスタ麺」を販売する。1,000円以上の購入でガチャポンが1回でき、販売地域の観光誘客につながるクーポンや無料招待券などが当たる。

 企画に関わるDHEの柳原秀哉社長は「今回の取り組みは、路線バスでの産品輸送のほか物産購入客にセレンディピティー(幸運な偶然を手に入れる力)を促し、地域へ誘客する機会を増やすのが目的。今回は2町でテスト販売を行うが、地域経済のさらなる循環を促していけるよう他の地域にも声をかけていきたい」と意気込む。

 開催時間は10時~18時。

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