コミュニティープロジェクト「STREET ART-PLEX KUMAMOTO EXTRAVAGANZA」によるイベントが3月15日・16日の2日間、上通・下通・城見町・新市街エリアで開催された。商店街のにぎわい創出、人材の育成などを目的に中心商店街・熊本市・熊本商工会議所などから成る実行委員会が主催した。

当日の様子

　同事業は「感性に響くまちづくり」のを目的に、表現者、商店街、市民、行政が一体となり、年間を通して、さまざまなジャンルの表現活動を中心市街地路上で展開している。

　15日を前夜祭、16日を本イベントとして、大道芸と音楽をテーマに開催。中心市街地5カ所でジャグリングやパントマイム、キャラクターショー、紙切りなどの大道芸、古典から現代和洋の音楽など12団体の表現者がさまざまなパフォーマンスを披露した。

　新市街会場では、天草サーカスがマジックやポールダンス、ジャグリングなどのパフォーマンスを披露。子どもから大人まで大勢の観客は、パフォーマンスが披露される度に驚きの声が上がった。演者のパフォーマンスに観客が加わったり、パフォーマンス後に投げ銭などを通して演者と観客が直接会話したりするなどの光景も見られた。

　新市街会場に親子で訪れた田中恵子さんは「大道芸を見る機会はなかなかないので楽しみにして来たが、想像以上のパフォーマンスに驚いた。大道芸と一口に言っても、さまざまなジャンルがあることも分かった」と話していた。