熊本のタウン誌「ナッセ」が、「サクラマチクマモト」（熊本市中央区桜町3）地下1階に10月1日、コロナ禍で苦しむ地元の飲食店業界を応援する「ゴチデパ」（TEL 070-6596-9846）をオープンした。2021年2月に大丸・福岡天神店（福岡市）に1号店が開店し、同店は2店舗目となる。

「ゴチデパ」の店舗外観とさまざまなメニュー

　同店では、飲食店が作る弁当・惣菜・冷凍食品・スイーツなど、常時約30品目販売する。商品は発行から約28年、地元飲食店と関わってきたタウン誌「ナッセ」の編集部が厳選する。

　ラインアップは、スペイン・地中海料理店「cocina uchida（コシーナ ウチダ）」の「パエリア弁当」（950円）や韓国料理店「セマウル食堂」の「コチュジャンプルコギ弁当」（980円）、韓国料理店「NENE CHICKEN（ネネ チキン）」の「ヤンニョムチキン」（880円）など。多国籍居酒屋「手取本町　くじら」からは、「キャベツミンチコロッケ弁当」（950円）。洋食店「上乃裏洋食 Luna crescente（ルナ クレッシェンテ）」の「洋食御膳」（1,500円）を販売。商品は日替わりで提供する。

　「ナッセ」編集部の船橋祐樹さんは「実際に販売して、より多面的に飲食店応援ができると考えている。地元飲食店限定の道の駅のような、ワクワクするお店にしたい。」と意気込む。

　営業時間は10:00～20:00、店休日は「サクラマチクマモト」の休館日に準ずる。