「コントルノ食堂」（熊本市中央区下通1、TEL 096‐352-2869）が熊本・クラブ通りにオープンして、6月11 日で1カ月がたった。

コントルノ食堂、商品と店舗

　店主の菊池健一郎さんは料理人として30年のキャリアを持つ。2005（平成27）年に独立し、菊池市でイタリアンレストランを開店。「自然豊かな菊池市で、地元の生産者や食材の素晴らしさに出合った。ナチュラルワインと出合ったのもその時期」と振り返る。

　イタリアンレストランとしてスタートしたが、「ナチュラルワインに出合ってからは、その魅力にはまってしまった」と菊池さんは話す。ナチュラルワインを楽しんでもらうことを中心に、可能な限り地元産食材を使った、ワインに合う料理を提供。店内で提供するドリンクはワインのみになったという。

　菊池市で8年間営業してきたが、「熊本市内でこのスタイルの営業をしてみたい」と一念発起。今年4月で菊池市の店を閉め、1カ月の準備期間を経て同所にオープンした。

　店内はテーブル2卓とカウンターを合わせた14席。「料理もワインも最高の状態で楽しんでほしいと思い、お客さまの様子を見ながら対応できる広さにした」という。料理は、その日に仕入れた地元食材で作る「ワインに合う」シンプルなアラカルトメニューを用意。ドリンクはワインのみの提供となる。

　菊池さんは「料理とナチュラルワインが好きで、大好きでやっている店。ワインリストは用意しておらず、好みのイメージを伝えてもらえたら用意するスタイルなので、ワインに詳しくない人にこそ来てほしい。料理とワインをおいしいと楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　営業時間は18時～（食材がなくなり次第終了）。