熊本市南区のコーヒー店「まる味屋珈琲（コーヒー）店」（熊本市南区合志4、TEL 096-321-6438）が9月13日～18日の5日間、「キネマで香るほっこり時間」を開催する。

店主の一美さん手作りのチーズケーキと映画ポスター

　台湾政府の台湾コーヒー推進企画で、生産量が少ない希少性や高価さから一般には知られていない「台湾コーヒー」を多くの人に知ってもらおうと賛同した。

　店主の一美（いちみ）洋二郎さんは「新しい取り組みに面白さを感じ、手を挙げた。台湾と日本の芸術文化・食文化の交流として映画を観ながら、台湾や台湾コーヒーに対する知識・イメージを膨らませてほしい」と言う。

　台湾コーヒーは台湾茶をイメージしたようなマイルドさが特徴。同店スタッフが試飲して選んだという「TGC台湾珈琲荘園」「青葉（チンイエ）農園」「卓武山（ジュオウーシャン）農園」の3つの農園の豆をセレクトし、それぞれの良さに合わせた焙煎（ばいせん）で提供する。

　コーヒーをテーマにした台湾映画「初めてのコーヒー」（約40分）を見ながら、一美さん手作りのチーズケーキとハンドドリップした台湾コーヒーを楽しむ。

　「コーヒーを通じて自分の大事な時間や自分が魅力的に思うコーヒーを発見してほしい。このイベントをきっかけに、台湾の農園とのつながりを継続し、いずれは台湾コーヒーツアーなども企画していければ」と意気込む。

　18時30分開場、19時開演（20時終了）。参加費は2,000円。完全予約制、各日10人限定。新型コロナウイルスの影響で変更もあり。
　申し込みは電話、メール、インスタグラムのダイレクトメッセージで受け付ける。